乳がんとは?日本人女性がかかりやすい癌No.1

日本人女性が最もかかりやすいといわれている癌である乳がんを知っていますか?

 

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最近では上皇后美智子様も乳がんにかかり、手術を行ったというニュースが飛びこんできました。
とても身近な癌の仲間入りをした乳がんですが、今回はそんな乳がんについて詳しくみていきましょう。

 

誤ったまま理解している人も多い現代、正しい知識が必要ではないでしょうか?

 

乳がんについて正しい知識を!

乳がんとは胸にできる腫瘍のことを言い、女性だけではなく男性も全体の0.5%〜1%の割合でなってしまう癌です。

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乳腺という組織にできてしまう腫瘍です。

 

乳腺は乳頭から放射線状に乳管が15〜20本ほどのびていて、その乳管にほとんどの癌が発症してしまいます。
乳房の外側の上部に発症することが多く、ついで内側の上部や、乳輪部にできやすいようです。
男性の場合は、乳輪部や乳頭部にできることがほとんどのようです。

 

日本人女性が最もかかりやすい癌といわれている理由は、食の欧米化や晩婚化などが深い関係を持っています。
このことによって14人に1人が乳がんを発症しているというデータが出ています。
それほど身近な癌になってしまいました。

 

乳がんになってしまう原因は一体何?

乳がんになってしまう原因は、これであるという断定はできていません。
しかしながら癌なので、遺伝的な関係はあるようで家族に乳がんを発症したことがある人がいることで、リスクは2倍になるといわれています。

 

そして大きな原因として考えられているのが女性ホルモン「エストロゲン」であることが分かっています。
女性ホルモン「エストロゲン」が乳がんの細胞の発症や増殖に関係しています。

 

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女性ホルモンは、その名前の通り女性には欠かせない必須のホルモンで、女性らしい体つきにするためや、妊娠や出産にも必要なホルモンです。
もちろん美肌を保つためにも重要な女性ホルモンですが、そんな女性ホルモンの分泌は30歳ころをピークに減少していきます。
すると減ってしまった女性ホルモンを有効活用しようと、乳腺にエストロゲン受容体ができ、そこにエストロゲンが結合してしまうことで細胞分化や細胞増殖を促すことが原因とされています。

 

生まれ持った体格や生活習慣から乳がんを発症する可能性が高まる場合もありますが、以下の項目は一般的に乳がんの発症リスクが高いとされています。

 

  • 初潮年齢が早い
  • 閉経年齢が遅い
  • 肥満体系
  • 喫煙や飲酒習慣がある
  • 妊娠・出産をしたことがない
  • 授乳歴がない
  • 経口避妊薬を長期間摂取
  • ホルモン補充療法を長期間継続

 

リスクが高いとされている項目で、共通して言えることは、月経回数が多ければ女性ホルモンが増える要因になります。
また外からの女性ホルモンの補充もリスクが高まる要因になってしまいます。

 

乳がん早期発見の方法とは?

どんな病気であっても早期発見が最も治療に有効的であることに変わりはありません。
乳がんも同じく早期発見をすることで、ステージの進み具合も変わってくるので、重要なポイントになります。

 

乳がんの早期発見のためにはまず日頃から自分でおこなうセルフチェックをしましょう。

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乳がんはセルフチェックで見つかりやすい癌の1つともいわれています。
セルフチェックで異常が見られたから乳がんであるというわけではありませんが、異常を見つけるための第一歩だと考えましょう。

 

そして何よりも乳がん検診を受けるようにしましょう。
日本では40歳以上の女性に2年に1回、マンモグラフィーの受診を推奨しています。

 

マンモグラフィー

乳房のX線撮影、つまりレントゲンです。
乳房を機械にはさみ、乳房を圧迫して薄くした状態で撮影を行います。
圧迫をして薄くする理由は、その方が病変を鮮明に映し出してくれるからです。
その圧迫する力の痛みの感じ方は個人差がありますが、乳房の大きさではなく乳腺の発達具合で痛みを感じるかたが多いようです。

 

マンモグラフィーによる乳がんの早期発見率が高まり、厚生省も推奨しています。

 

超音波検査

乳房に超音波をあてて、その反射波を画像で映し出すことで乳房内部を知ることが出来る検査です。
病変の有無や、しこりの大きさやリンパへの転移の有無などを知ることができ、痛みも何も伴わないので手軽に受けることが出来ます。
放射線被ばくがないため、妊娠中でも受診が可能です。

 

しこりの見つけやすさは◎ですが、乳がんの石灰化を映し出すことが難しいため超音波検査だけでは十分とは言えないようです。

 

乳がん検査において医師による触診だけではなく、プラスの検査も必要となってきています。

 

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そのプラスの検査には、マンモグラフィーだけ、超音波検査だけではなくそれぞれのメリットを合わせるためにもセットで行うことがおすすめです。
日本人に多い「高濃度乳房」の場合、マンモグラフィーでしこりを見つけることは困難となります。

 

日々のセルフチェックに加えて1年に1回程度の乳がん検診を怠らないようにすることが、乳がん予防にもつながっていきます。

 

プラセンタと乳がんの気になる関連性とは?

多くの人が疑問に思ったり誤解をしていることがプラセンタについてあります。
「プラセンタ成分を摂っていると乳がんのリスクが高まる」という点です。

 

この疑問や誤解を招く原因となっているのが、プラセンタの期待される効果として、女性ホルモンエストロゲンの分泌を調整する点があるからなのです。
女性ホルモンは30代でピークになり、その後更年期の頃より分泌が減少していきます。
このことにより更年期障害がひどい場合は、エストロゲンそのものを増やすためにホルモン補充療法(HRT)などがあります。

 

ホルモン補充療法こそが、乳がんと深い関係があるとされていますが、様々な意見があり、必ずしも乳がんになるリスクが高いとは言えないようです。
ですが医師と相談をしたうえで行う治療法であることは確かです。

 

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プラセンタについてですが、女性ホルモンの分泌を調整することに期待はできますが、直接女性ホルモンを補充するわけではないので、ホルモン補充療法と一緒ではないことを理解しましょう。
またプラセンタには多くのホルモンが含まれているため、それこそが乳がんの原因になるのではないかと心配されていますが、そのホルモン自体は前駆体として分解されているので問題はないようです。
(前駆体とはプラセンタのホルモンになるための材料段階のこと)

 

病院でもプラセンタ注射として扱われているので安全性として問題はないでしょう。
プラセンタは直接的な乳がんの原因にはならないようです。

 

プラセンタサプリは成分表示をよく見て

プラセンタサプリを購入するときの注意点として成分表示を確認しましょう。
先ほどプラセンタそのもののホルモンは問題ないとされていますが、プラスされている成分にホルモン剤と同じような役割を持っている成分が配合されていては、リスクがないとは言えなくなってしまいます。
ホルモン剤と似ている成分は、バストアップに期待ができるサプリに配合されているプエラリアやミリフィカです。
これらの成分はホルモンに影響を与えるかもしれないため注意が必要となります。

 

いかがでしたか?
乳がんについての正しい知識を理解することが出来たでしょうか?

 

女性ホルモンと付き合っていく時間が多くなっている現代、乳がんへの予防や対策が必要になっています。
まずできること、毎日のセルフチェックから始めていくことをおすすめします。